二休み1日目、TD氏と仁淀川界隈へ。
まずは「大鷲」へ。 このエリア、四国電力の施設に通じる連絡路の先にあって、平日は道路整備とかもやっていて立ち入りにくい雰囲気。 道を下った先のエリア手前のスペースまで車で乗り入れるのは避けて、少し松山側にある綺麗なトイレや自販機がある駐車場に停めて歩いてエリアに入ります。むしろここはそうするべきグレーなエリアなんだろうと思います。 道路整備のおっさん、僕らの足元を見て何かを察したのか快く通してくれました。そういうことです、ありがとうございます! ホールドは乾いてましたが、日照り良すぎて普通に夏と変わらん暑さ。 リーチの限界に挑み、普通に核心ができず敗退。 TD氏も腰をいわせながらいい感じ、今シーズン通う宣言頂きました。 今日も繋がらない感じなので、移動してフューチャーエリアの「ストイシズム」へ。以前から通っていたトクちゃんが最近登ったようです。凄いよなあ。 こちらは小雨が降ってて湿度が高く、秋らしからぬジメジメとした環境でした。 久々にトライしてみて相変わらず手も足も出んというか、自分の成長してなさに情けなくなるだけのしょーもないトライをして無残に散りました。 トクちゃんにはもう敵わんなってしもうたんやなあ〜と、それもかなり悔しく思われました。 流れでまだ登れていない隣の「56の冒険」にも取り付きますが、ホールドがヌメってて核心の手が出せず敗退。 これなんてかなり前に登った時と全然高度が変わってなくて、ここ最近の登りが全部無駄に感じられて大変落ち込みました。 メンタルもフィジカルもザコやんけ!と全人的な弱さに打ちひしがれつつこの日は帰宅。 翌休み2日目、武蔵氏と美川へ。 現地合流、せめてメンタルくらいはなんとかしようと合流前に1人で登り始め。狙うは前にメンタル敗退した「シルコデイズ」1Q。 手の届くところにある上質なガバホールドからスタート、小気味よく手を進め、試される下地でマントル。 なんやかんや下部をバラし、落ちれない一線を前に引き返しつつ、ふと橋を見上げると宇和島のゴリラが車で渡ってくるのが見え、これを期に一線を越えることを決心。 マントルを返してから、乗り込んだヒールで立ち上がったばかりに足が解除できず、この狭い棚の上で固まる。 (最悪だ…最悪だ…) いけました。怖かった。 遅れて参上した武蔵氏は「気持ちいい課題ですね〜」と爽やかにほざきながら一撃で登ってゆかれました。 気持ち良くなってる顔。 ついでに右側から挟み込みのカンテラインも一撃、3Qくらいとのこと。 次、そのすぐ隣の岩、ここを登れとばかりにホールドが付いていて、呼ばれるままに登り始め。 背面はなかなかに気持ちの良いランディング、変に落ちたら帰れない系です。 保持しにくい甘いホールドで思い切った手が出せず、武蔵氏もここで固まっていました。 今日分の勇気を使い果たした臆病者の僕は迂回路的なトラバースラインに取り付き。 比較的下地が続いている低いところをトラバース、落ちることが許されない感じですが、試される程の内容でも無かったです。 臆病者という意味で「カワード」3Qくらい。 武蔵氏がトライしていた直上はラインにならず、ぼちぼち対岸へ移動。 「飛び石に乗り移る度に歳を感じます」とか悲しいことをおっしゃられるこの方。歳は取りたくないもんですね。 この前バッタ先生と偵察して良さげに見えたライン、ねぼ氏に聞いてみてもやはり未登であるようで、とりあえず取り付き。 やや被ったフェイスの形状を挟み込み系。 武蔵氏は脆そうなホールドをヒールで挟み込み、ホールドを破壊して華麗にマット外へ吹き飛び、そのまま水たまりにはまりタオってみせます。 ヤバい落ち方ながらさして動じないあたり流石ベテランです。 最高高度はあの使えそうなフェイス内のカチまで、使えないようで今日はここまで。 移動して別の降り口から川原へ。 駐車場脇に生えていた、通称ひっつき虫と呼ばれる雑草をダーツに見立てて大の大人がお互いにきゃっきゃ投げあってしばしの戯れをしていると、2人乗り用の自転車に乗った外国人老夫婦が通りすがりに何かを察したように白い歯を向けてきました。ハローハロー、そういうことです! と、川原に降りて近くを案内してもらうことに。 「鯉の夢」2Q。 左が「二人の鯉」4Q、右がかの有名な「コバヤンのマントル」2Q。 バッタ先生の仁淀川最初の初登課題「桃岩」3Q、右の方のポッケスタートはこの辺りで武蔵氏唯一の初登「熟れた桃」2Q。 スタンドスタートで武蔵氏初登?の「亀山」4Q。 写真のSDはもう課題になってるのかな? 対岸の巨石が「プリミティブカルチャー」1Qとその左の岩が「よそ者原住民」2Q。右の岩や川の真ん中の岩も課題があるようです。 なんやかんや見てる岩は一緒なんだなあ〜と感じつつ、本日本命の夏のプロジェクトへ。川の水が引いていると平和に飛び石で川を渡れます。 同じ岩を見れば、一緒に登っていなくてもシークエンスやラインは似通ってくるようです。お互いが組み立てていたムーブを見て共有しつつ、大概ヨレてて今日のことにはならず。また近々やりましょ。 そんなこんなで日が暮れて解散。 愛壁に行くとコソコソ練習していたクマちゃんとウッツー、それに愛壁最強の漢シノがセッションしていたので混ぜてもらい、「チームコソ連」を結成して終了。 おまけ、中指が日に日に変形してきて、右中指の第二関節からシワが消えました。いえい!
by miyawakky
| 2016-10-20 01:17
| 仁淀川
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