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光耀、ライジングサン!

喪中なので新年の挨拶は控えさせていただきます、とりあえずコトヨロ〜。
年末年始に休めないのはいつもの通り、ようやく時間ができたので岩に行きました。

本日はトニーパイセンとタクボパイセンという珍メンで活動。
平野からでも山が白んで見えて寒そうだったので、川は止めといて今回はサンドビーチへ赴きます。

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日が照るとポカポカ陽気で昼寝に調度良く、日陰に入ると風の冷たさを感じるような具合のグッドコンディション。
アプローチも抜群に良いし、狙った通りなかなか快適なエリアです。

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全体的に砂利が堆積してランディングが50cm〜1mくらい上がっており、「サンダルシア」とかのSDでスタートした棚が埋まってました。

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それほど岩の数は多くないので、下地が砂だとよりポップさが増して登攀対象として魅力的に思われる気がしました。

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ちなみに前回の様子、結構違うけど伝わるかなあ。

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というわけで、形状が面白そうな岩から取り付き。
下の方のピンチ棚に手を添え、オンザストーンで離陸し、ぺしぺしとコンプレッション。

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両サイドのカンテを使ったらバランシーで面白く、フェイス内に下引きを見出すと微妙になる代物でした。「カピロテ」4Qくらいかな。

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猟師に成って返り血を浴びながら刀捌きスキルを磨き、代償に登攀力を損ねし者トニパイ。
この岩を一番堪能してました、いつもシシ肉アザス。

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ちなみにこの左の岩も登りました。
棚から右上で4Q、意外と見栄えしないリップへのランジー発は2Qくらい。
ビビリ出しで何回か飛び降り、僕は足首をちょっと捻っちゃいました。

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右岩のフェイスは下引きで高度を稼げる5Qくらい。
下が砂じゃないとちょっと怖くて、前回はやってませんでした。

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次、隣の大岩。
思わぬラインが見えたので試しに取り付き、アンダーでスタート。

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ガバカチをしっかり持ち、タクボパイセンが見出した微妙そうなカチを捉えます。

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壊れんなよっと祈りながら、棚をフットホールドとして用いて、遠いリップ目掛けてそろ〜っと伸び上がります。
別にシビアじゃないけど、緊張感があるナイスムーブ。

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乗越は足で登る感じで、高度も上がって緊張感アリ。下地上がってコレですからね、おお怖っ。
これはトニパイが一抜け、「have a nice day」2Qとのこと。

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その隣、ボロボロの大ルーフが気になりますが脆く、普通に基部の棚から離陸。

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スローパーっぽい棚がメインの序盤。
岩の狭間でランディングが微妙、あんま落ちたくないなって感じで緊張します。

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トニパイのストーリーを拝借、ここが怖い。

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下引きのカチを持ち、リップっぽい棚ヘーか八かでデッドするのが痺れました。

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乗越はまたもやいちいち足で登らされるような微妙な手掛かりで、岩登ったわって達成感があって大変よろしいラインでした。

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コレもクライミングを思い出してきたトニパイが一番に突っ込みます。
「光耀」1Qとのことでした。

大きめを攻めて身も心もすり減ってきたので、次はポップめなやつ。

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前に来た時の写真。
マットを背負っていても潜れてたチョックストーンが、1メートルくらい砂利が詰んでて低い普通のハングになってました。

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で、今回。こういうザクザク落ちれるのが結局一番良いよね。
なんか簡単にヤらせてくれそうに見えましたが思ったより身持ちが堅く、やわたにえんも別日に頑張って口説くもフラれたのだそう。

浮くのがやっとの不可能ラインに思われましたが、低いので色々頑張ってみたらなんかバラせてきたので、誠意を持って接すれば成立しそうな気がしてきました。
ま、下地が下がった完全体がそれなりのハードラインになるんだろうなあ。

崩れるように寄りかかった岩の裏面がかなり素敵なハングだったので、日向で火照った体を冷やしがてら取り付きます。

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岩の左の方、辛うじて膨らんでるなって感じの、スローパーっぽい形状からスタート。

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くの字状の岩でチョロいかと思いきや、アンダーカチに親指プッシュでじりじり貼り付く親指くんムーブで、さては名作なのではと期待値が高まります。

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下引きの薄カチを握り、タクボパイセンが洗練した寄せ手を使って、遠いガストンを狙うのが悪い。
というか棚足が深くてガストンを刺せず、僕はこれが解決できなくて敗退。

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もうヨレてきたトニパイ、調子良き頃を思い出そうと頑張ります。
ここにえなりんが居たら、「いいときの自分、ライジングサン!」とかいうよう分からん技名を言い出す頃合いやなって話をしてたら、なんか知らんけど気に入ったようで「俺もライジングサンするぜ!」って言いながら見事ライジングサンして岩上へ至りました。

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というわけで「ライジングサン」1Dとのこと、やりますねえ!
しかし、ライジングサンって結局何なん?

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僕と同じく敗退したのに何故かドヤるタクボパイセン。お疲れっした!

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というような具合で、たくさん登って大変疲れたのでこれにて終了。
抜群のアプローチやし岩もやること多いし、やっぱええとこやなあ。

# by miyawakky | 2024-01-11 04:54 | 海岸 | Comments(0)